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太田プロライブ「日笑(ニチワラ)vol.6 3rd」が、西新宿の関交協ハーモニックホールで開催されました。「日笑」は、「月笑」(現在自粛中)の兄弟ライブで、お客様投票による入れ替え制バトルライブです。感染予防対策をできる限り講じた上で実施しています。
3rdは下位ランクのライブとなりますが、ここから一気にのし上がる芸人もいるため、見逃せません!
3rdのMCを担当するのは、グリーンバンバン。2〜3年前に、芸人の草野球チームにコンビで揃って参加した話題になる。しかし、翁長は野球部ではなくサッカー部出身でその時のポジションは右ベンチだった。「右ベンチは監督の隣で媚びを売る大切な役割なんだ!」と熱弁する翁長。学生時代野球部だった野瀬、その草野球チームに助っ人で参加した際に、翁長がまさかの熱中症になってしまったと明かす。「相方は沖縄出身だから、暑さに強い男だと思ってたんだけど…」と困惑する野瀬に、サッカー部の右ベンチ出身で沖縄出身だが暑さに弱く草野球の助っ人で吐いてしまった翁長が「あの時、お水買ってくれてありがとう。その時の代金返さなきゃと思ってたんだ…」と媚を売ると、野瀬がすかさず「右ベンチだ!」とツッコんでいた。
次は、いよいよネタコーナー!
前半は、ランブルスコ/ヒヒ/こんじき/エールタワー/ガキフランキーの5組が登場する。
ランブルスコは、ヤンキーと頭脳男の喧嘩。ヤンキーが繰り出す技のデータが完璧に頭に入っている頭脳男だったが、ヤンキーが戸惑う展開になる。ヒヒは、リア充・瀧石が、悲壮感漂う大井に「今度の土曜日にキャンプに行かないか」と誘う。大井は、キャンプ参加メンバーを聞いて最初は喜ぶもすぐに困惑する。こんじきは、絶対に間違えたことを答えてしまうヒガシのキャラが際立つ漫才を披露した。エールタワーは、不良同士が河原で決闘して最後は仲良くなる漫画でよくあるシーンを漫才でやってみるのだが…。ガキフランキーは、肩がぶつかってしまった通行人二人のいざこざ。この二人のありそうでない奇妙な言葉のやり取りが癖になる。
ここで、換気の時間を取るため、中MCとなる。グリーンバンバン野瀬が「僕は東京の中でも田舎の方に住んでいるので、窓を開けて換気すると虫が入ってくるんです。この前、セミが入ってきて大変だったんですよ」と、換気というキーワードから広げるトークをする。すると、翁長が「子供の頃、セミ食べてたわ。おじいちゃんに食べられるって教えてもらったんだけど、焼くらしいんだよね。間違えて生でいってた」と衝撃発言!野瀬から「キモイ」と言われると、翁長は「キモイと思うよ。今の自分がそれやったら怒るもん!」と語り、今はセミを食べてないことを必死にアピールしていた。
そして、ここでネタコーナー後半!
初代ウメちゃん/こじらせハスキー/サイクロンZ/FREE MONKEY/まとばゆう/グリーンバンバンの6組がネタを披露する。
ユニホーム姿で登場の元高校球児の初代ウメちゃんは、ネタで打順を組む。1番はスピード重視のネタ、4番のショートコント「最後の夏」と5番のショートコント「データ野球」が、ウケ具合から控えに回されるなど臨機応変に対応していた。こじらせハスキーは、訳あり母娘。生みの母に会いに来た娘を追い返す母は…。サイクロンZは、音楽の歌詞にハマる振り付けを考える。『うっせえわ』『夜に駆ける』『猫』などの話題曲にのせて歌ハメダンス!FREE MONKEYは、「助かります〜!」と大声で登場したけんたろうが、熱血教師になりたい。まとばゆうは、山手線発車メロディメドレーを、毒舌を交えながら繰り広げる。グリーンバンバンは、野瀬が「車を買おうと思ってさ」と切り出し、『おもしろ荘2020』(日本テレビ)で話題となった翁長の「言うな、言うな言うな〜」が炸裂する。
エンディングトークでは、漫才中に髪ゴムをほどいたグリーンバンバン翁長が髪をおろした状態でポージングする。「中村アンを意識しています。実は顔の素材、めっちゃいいんですよ」と自身の目鼻立ちの良さをアピールして、幕を閉じた。
2ndのMC・ジョウダンアオナナテンパイは、登場するやいなや「登場曲の壮大な音楽が似合わない…」と、勝呂が後ずさる。マイナス思考に思えるが、勝呂のこの雰囲気が間違いなくジョウダンアオナナテンパイの魅力の一つだ。近況報告で、前回の日笑ライブで手伝いをしている後輩芸人が煙草をくれた出来事を説明する勝呂。その後輩からライブ後に「今日はありがとうございました。また次回も会えたら煙草あげるんで」とDMが来たため、勝呂は「ニコチン入ってたら何でも吸うから。あるだけ持って来てよ」とお願いしたのだそう。それを聞いた冨山は、「後輩から施し受けてんの?」と驚く。しかし、今日のライブに煙草をくれた後輩芸人がおらず。「今日は煙草を買わないできたのに…」と残念がる勝呂に冨山は「がめついと思われたんじゃない?」と諭していた。
次は、いよいよネタコーナー!
前半は、ワールドヲーター/カーボーイジュニア/サルベース/ロングアイランド/天狗花火の5組が登場する。
ワールドヲーターは、学校の屋上から飛び降りようとする飯島と、飯島を止めようとする人達。飯島の前に関口ジョニーズ扮する“その筋の専門家”が、現れる。カーボーイジュニアは、ツッコミ・のりと車椅子に乗るボケ・石川のコンビ。映画を観てストレス発散したいのりだったが、石川の皮肉が炸裂する。サルベースは、折田扮するヤンキーが、タイマンを張りたい相手の彼女を人質にする。そこから、思わぬ方向へと進んでいって…。ロングアイランドは、捕まえた虫を見せ合った少年時代の、あの夏に戻ろう。天狗花火は、麺や食材など全てにこだわったラーメン屋をやってみたい。そのこだわりラーメン店に、個性的なラーメン評論家がやって来る。
ここで、換気の時間を取るため、中MCとなる。会場内の換気が「入れ替わるほどいいね」とジョウダンアオナナテンパイ勝呂がゆるやかに話す。ロングアイランドの漫才の話からの流れで、サルベースのコントの話題になり、冨山が「どうする?彼女が連れ去られたら行く?ヤンキーだよ」と勝呂に尋ねる。間髪を入れず「正直、行かない」と言う勝呂に、「行かないよねー!」と同調する冨山。「じゃあさ、彼女と街を歩いていて、怖い人に絡まれたら?彼女かわいいねぇ〜とか言われたら?」と、冨山が勝呂に聞くと、静かに土下座する勝呂。その後、「逆にさ…『(彼女は)俺のもんだ!』って言ったら…」と、自身の性格に合わない言動をしてしまった勝呂は、中MCが終わるまでずっと恥ずかしがっていた。
そして、ここでネタコーナー後半!
テンチュー/それもまた一興/幸せのトナリ/ジョウダンアオナナテンパイの4組がネタを披露する。
テンチューは、一人旅行のためのキャリーバックが欲しい。謎が多い鞄屋と客とのやり取りを漫才に。それもまた一興は、仲の良い先輩と後輩。後輩が会社をクビになってしまうことに、先輩は残念がっていたのだが…。幸せのトナリは、バイトを題材にした漫才。暗い雰囲気を放つ飯塚は、ガソリンスタンドでバイトをしていた。その活躍ぶりに、驚く小笠原だった。ジョウダンアオナナテンパイは、イタリアンのお店を開きたい。勝呂ワールド全開のお店を妄想する。
次は、ゲストコーナーとなり、自社ゲストのホーリーオーギーが歌ネタを披露する。ホーリーオーギーは、「アイドル鳥越」(ホリプロコム)・パーマ大佐・ワールドヲーターのユニットで、9月29日(水)放送の『歌ネタ王決定戦2021 FINAL』(MBS)決勝戦進出が決定した!
最後は、他社ゲスト「サノライブ」(K-PRO)がコントを披露し、その流れでジョウダンアオナナテンパイとのエンディングトークにも登場!「サノライブ」は、青色1号上村に誘われジョウダンアオナナテンパイ勝呂と同じ居酒屋でバイトしていたことがあるため、バイトエピソードで盛り上がっていた。
最上位ランク・1stのMCを担当するのは、さすらいラビー。宇野と中田の丁寧なお辞儀から始まる。2ndで勝呂が「壮大な曲」と表現した登場曲を中田は、「宇宙船みたいな曲」と表していた。
そして、さすらいラビーはお客さんに「日笑に初めて来た方はいらっしゃいますか?」と、問いかける。すると、リピーターの方が多かったようで「このライブをどんどん盛り上げていきたい」と意気込んでいた。
また、中田が拍手の練習がてら一発ギャグをするという展開になる。ウケ具合は少し残念な結果となったが、さすらいラビーの意気込みは十分!中田に続けと宇野もノリノリで一発ギャグを披露する展開に!「僕がやったら、拍手笑いになるんで。面白いなと思ったら笑ってくれていいんで」と、過度にハードルを上げた後、一発ギャグ“素っ気ないアラレちゃん”を披露すると、ウケたとは言えない状態に…。中田から「そのギャグさ、通算30回もすべってるよね」と指摘され、「31回目はいけるかもしれない?」「ドリカム?」などと盛り上がり、明るくて前向きなさすらいラビーだった。
次は、いよいよネタコーナー!
前半は、パニーニ/ガッチキール/コンピューター宇宙/ハマノとヘンミ/ぐりんぴーすの5組が登場する。
パニーニは、ショートものまね。『タモリ倶楽部』のコーナーでありそうなネタや、電話をしていて感じているように見える人、地方の番組で見かける視聴者が参加する番組の雰囲気などを披露!ガッチキールは、交通事故の再現ビデオを題材にした、ちょっとシュールでちょっとバイオレンスなコント。コンピューター宇宙は、一年振りに会った友人が動物性食品を食べない“ヴィーガン”になっていた。その食事メニューはというと…。ハマノとヘンミは、高校3年の修学旅行で女子部屋を覗き見しようとする男子生徒。男子生徒が女子部屋を覗くと、あることが行われていて驚く。ぐりんぴーすは、小学校の卒業式でのお別れの言葉を題材にした漫才を披露した。
ここで、換気の時間を取るため、中MCとなる。さすらいラビー中田は「換気タイムでね。なんとなく漂ったスケベな空気も換気していただいて…」と、ぐりんぴーすの漫才の話題に絡めたトークをする。そこから、客席に「月笑に行ったことがある人?」と、さすらいラビーが問いかけると半分程の方が手を挙げた。さすらいラビーが、「月笑はタイムマシーン3号さんやアルコ&ピースさんなどと同じ大きな舞台に立ちたいと若手が目をギラギラさせていた」と明かす。現在、月笑は自粛中となるが、この日笑から新たなスターが現れるよう期待したい!
そして、ここでネタコーナー後半!
ライオンロック/ストレッチーズ/青色1号/さすらいラビーの4組がネタを披露する。
元気に登場したライオンロックは漫才で、女子とクリスマスケーキ理論。ストレッチーズは、歴史上の偉人の名言について。数々の名言が誇張されているのではないかと疑う福島。青色1号は、榎本からチケット半券を数えるよう指示を受けた仮屋が数える。しかし、上村が邪魔をしてきて…。さすらいラビーは、好きな女の子に素直になれなかった中田の学生時代の自然キャンプ教室をやってみる。女子役・宇野を相手に、空回りする中田だった。
次は、ゲストコーナーで「ガクヅケ」(マセキ芸能社)がコントを披露した。
最後は、さすらいラビーがゲストの「ガクヅケ」と一緒にトークをする。
「ガクヅケ」が『キングオブコント』(TBS)準決勝進出した話題で盛り上がり、さすらいラビーが「ライブシーンの若手の期待を背負って、決勝に行っていただきたい!」とエールを送っていた。
次回日笑vol.7は9月26日(日)です!
3rd.、2nd.、1stほか、特別企画 事務所対抗戦~太田プロVS松竹芸能~ も開催いたします。
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