news
宮下草薙とさすらいラビーの激闘の末、さすらいラビーが勝利した昨年の月笑クライマックスシリーズ。13年目を迎えた月笑、勢いのある「お笑い第7世代」が火花を散らす!2020年開幕戦、スタートです!
前説を担当したのは、師走。声出しや拍手の練習をした後、球作が「訳の分からない理由で言い逃れしようとする『警察24時』の犯人」のものまねを披露し、客席から思わず「上手い!」と声が上がる。
開幕戦MCを担当するのは、アルコ&ピース。アシスタントは杉浦琴乃。登場するやいなや、アルコ&ピース平子が「今日は誰を観に来たんですか?」と客席前方のお客さんに質問する。1人目と2人目のお客さんが宮下草薙、3人目でアルコ&ピースの名前が上がり、アルピー大興奮!また、平子と酒井どちらかと言うと平子目当てのお客さんだと判明し、平子がそのお客さんだけに語り始めるなど暴走して、酒井と杉浦が止めに入る。
今度は、練馬区の老舗遊園地閉館のニュースに惜しむ平子。これには「平子さん、ヘビーユーザーだから…」と、酒井も一緒になって惜しむ。進行のため話題を止めようとする杉浦だったが「私も実は、こっち(アルコ&ピース側)なんです!」とヘビーユーザーを認め、我慢できずに話に乗っかる一幕もあった。
そして、いよいよG2コーナー!幸せのトナリ/エールタワー/ナナフシギ/ギャルズ/ぐりんぴーす/シンテンチ/青色1号の7組が登場。
幸せのトナリは、「お洒落な美容室に行ってみたい」と言い出す小笠原に、飯塚の“意外性のあるワード”が炸裂!エールタワーは、日本の民話『鶴の恩返し』をモチーフとした漫才。ナナフシギは、第7世代に負けじと、勢いを増す41歳未婚の吉田が「また女性にバカにされた」と、悲惨なエピソードを披露する。ギャルズは、“ギャルズらしい”を貫くドタバタコント「お会計」。効果音と動きが一体化して、迫力を感じる。ぐりんぴーすは、同窓会に参加した牧野。“あること“が原因で同級生に注意するのだが、落合は腑に落ちない。シンテンチは、「後輩と飲みに行った方がいい」と相方に勧める木津。ウガンダと日本のハーフの富里は、独自の視点で次々と論破していく。青色1号は、社内不倫を目撃した榎本。内緒話をしたくてソワソワする榎本の前に、上村と仮屋が現れて…。
次は、ゲストコーナー前半で『駆け抜けて軽トラ』(松竹芸能)が、狸が“カトパン”に変身しようとする可愛いコントを披露した。
ここでレギュラーコーナー前半となり、「生涯若手宣言」のアンバランスが登場すると、山本と黒川が熱い抱擁を交わす。しばらく仕事がなかったのだと自虐した後、山本の再婚を題材に魂のこもった漫才を披露!
次は企画コーナーで、『もうすぐ月笑!新人紹介コーナー』を開催!スペシャルゲストは、月笑の前身“太田プロ噂のSHOW TIME“に出演し太田プロライブを支えてきた土田晃之が登場した。ご意見番の土田がマスクを着用して登場したため、アルコ&ピースは不満顔。平子が「(マスク姿は)威圧感がある。若手はただでさえやりづらいと思うのに…」と言うと、「真剣に見ないから大丈夫です」と”土田節“が炸裂する!
1組目は、大晦日『おもしろ荘』に出演した宮下草薙と同期のグリーンバンバン。番組でも話題となった、沖縄出身の翁長のセリフ「言うな、言うな言うな〜」がクセになる。(G2に登場したシンテンチと、ゲストの“駆け抜けて軽トラ”も同番組に出演した)
翁長は、土田が主催するフットサルに参加したことがあるのだがすぐケガをしてしまい「やらかした」と悔やむも、土田は「もっとやらかした後輩を見てるから」と覚えていない。土田曰く、「エールタワー石井の方が全然、やらかしてるから」。打ち上げの席で、飲むしかないと飲んだら土田の前で爆睡してしまったという翁長。このエピソードにも「全然大丈夫。エールタワー石井の方が全然、やらかしてるから」と土田が発言し、会場大爆笑!アルコ&ピース酒井が大きな声で「石井は何やってんだよ!」とツッコんでいた。
2組目は、昨年『水曜日のダウンタウン』の企画「2代目むつみ荘住みます芸人」にて、むつみ荘の住人に選ばれた三浦一馬のコンビ、シイナが体育会系らしいコントを披露する。土田が主催するフットサルに参加している三浦は、海外で元プロサッカー選手として活動していた。シイナはコンビで同じ高校のサッカー部出身ということで、サッカー関連の仕事も舞い込んできそうだ!
3組目は、男女トリオ『モシモシ』。テレビの教育番組の収録現場を舞台にしたコントを披露すると、キレのある言葉と動きに「ほぼギャルズなのよ!」と酒井がツッコミ、会場大爆笑!
以上3組に「全員、売れると思います」「全員、有吉を超えると思います」と“土田らしいコメント”を残し、最後までマスクを取らなかった土田。3組の活躍にご期待ください!
次は、いよいよG1コーナー!
やさしい雨/納言/ストレッチーズ/ジョウダンアオナナテンパイ/さすらいラビー/宮下草薙の6組が登場!(アイデンティティはスケジュールの都合で欠場)
やさしい雨は、オタクの兄とマセた弟。互いに離れたり、分かち合ったりしながら大人になっていく。納言は、やさぐれ女芸人・薄幸が食レポに挑戦するも、その豪快な姿にMC役の安部は呆れるばかり。ストレッチーズは、気になっている女の子とボーリングデートに行く予定がある福島。しかし、ボーリングをしたことがない。高木が教えようとすると…。ジョウダンアオナナテンパイは、獣医になりたい。勝呂が冗談を言い冨山が諭す、冨山の可愛さと勝呂の不気味さがマッチして、魅力的。昨年の月笑年間チャンピオン・さすらいラビーは、洋服屋で何を選んでいいのか悩むお洒落に疎い宇野が、中田演じるお洒落でご機嫌な女友達と一緒に洋服屋に出かける。宮下草薙は、気のせいかもしれないこと。近所にクイズ王が住んでいるのではないかと不安がる草薙。シャツのボタンをいじって、ネガティブ妄想が膨らんでいく。大人気の宮下草薙が、満を持して2020年月笑年間チャンピオンになれるのか⁉︎12月開催のクライマックスシリーズにご期待ください!
次は、ゲストコーナー後半で『ティモンディ』(グレープカンパニー)が、ハプニングがあっても大丈夫なポジティブ漫才を披露した。
最後は、レギュラーコーナー後半でアルコ&ピースが漫才を披露する。凧揚げの歴史を題材にした漫才だったが、平子が「こんなにスベるなら、フリートークがしたい」と言い出し、草薙のような衣装の平子がシャツのボタンをいじりながらネガティブを吐き出す展開に会場大爆笑!
本日は節分の日。Twitterで報告がありましたが、愛妻家の平子は帰宅すると奥様特製の“可愛い節分ごはん”が待っていたようです。次回の太田プロライブ月笑は、半蔵門のTOKYO FMホールにて3月2日(月)19時開演です。太田プロの第7世代にご期待ください!ご来場、お待ちしています!(ライター:西田有希)