2019.10.08

2019年10月7日(月)　太田プロ月笑ライブ報告

10月になっても真夏日が多く、夏服をしまえず。秋を待ちわびていたところに、月笑パンフレットが秋色（ハロウィンのイラスト付き）で、季節を感じることができました。月笑情報はもちろんのこと、Jr.ライブ情報も盛りだくさんで、開場から開演までの時間もパンフレットを読んで楽しむことができます。ライブに行った記念として、保管しておくのもオススメです。思い出になりますよ！

前説を担当したのは、ガレット。登場すると、（拍手の練習をしていないにも関わらず）お客さんが大きな拍手で迎えてくれる。ガレットは「もうできているんですけど…」とお客さんを褒めて、導き、さらに大きな拍手となる！

ガレット

MCアルコ&ピース
アシスタント窪真理

MCはアルコ&ピース、窪真理がアシスタントを担当する。MC陣が登場する前に流れるオープニングVTRを見て、「（9月の月笑の）トップ3が若手。第7世代というんですか？」と、コメントするアルコ&ピース平子。先月1位の宮下草薙、2位のジョウダンアオナナテンパイ、3位のさすらいラビーなど「お笑い第7世代」と呼ばれるようになった若手の台頭で、競争が激化している。

そんな中、平子は（オープニングVTRで使用されていたことから）「宣材写真、撮り直したいね」と提案する。理由は、数年前に撮影した宣材写真で平子は眼鏡をかけており、今の自分と雰囲気が違うから。自ら申し出たのだが、窪から「今と全然違いますよ！」とハッキリ言われてしまい、たじろぐ平子。「いい違い？悪い違い？」と気になる平子に窪は「いい違い！今はダンディーになりましたね」と言うのだが、平子は疑っていた。アルコ&ピースは、先日放送された『ゴッドタン』（テレビ東京）の名物企画「マジギライ1/5」に出演し話題となっている。

早速、G2コーナーからネタバトルスタート！（今回は、残念ながらやさしい雨は欠場となった。また、G2コーナーの間にレギュラーコーナー前半を挟む変則的な構成となっている）
まずは、G2コーナー前半ブロックの、サイクロンZ／パニーニ／ぐりんぴーすの3組が登場する。

サイクロンZは、マジックを披露するが首を傾げる事態に。凄腕マジシャンが実力を発揮できない理由はアシスタントにあった。パニーニは、日常生活やテレビ番組でよく見かける仕草やシーンなどの細かいものまねで会場を沸かせる。学生服の衣装で登場したぐりんぴーすは、恋に悩める牧野に「くだらね〜」と突き放しながらも的確なアドバイスをする落合の“ツンデレくん“コント。

サイクロンZ

パニーニ

ぐりんぴーす

ここで、レギュラーコーナー前半のタイムマシーン3号が登場！
食べたものからストーリーを連想させる、抱腹絶倒の漫才を披露した。

タイムマシーン3号

次は、G2コーナー後半ブロックで、ナナフシギ／シンテンチ／アイデンティティの3組が登場した。

ナナフシギは、吉田の悔しさをネタに昇華した漫才。シンテンチは、ハーフの富里が「心霊番組を観ても怖いと思ったことがない」と豪語したことから始まる、掛け合い漫才。アイデンティティは、田島はものまねをせず、見浦が人造人間17号に扮する。素の田島がものまねをした見浦に抗議するイレギュラーな漫才に、アルコ&ピース平子は「すごい！もう、（野沢雅子さんのものまねを）やらないことがネタになっちゃうんだね〜」と唸る。

ナナフシギ

シンテンチ

アイデンティティ

次は、ゲストコーナー前半で“キングオブコント2019“ファイナリストの『ゾフィー』（グレープカンパニー）が、可愛いと話題のふくちゃんと登場し、「不倫の謝罪会見」コントを披露！

企画コーナーは、「太田プロ新旧大喜利グランプリ！」が開催された。新チーム（納言・さすらいラビー・ジョウダンアオナナテンパイ）と、旧チーム（マシンガンズ・アイデンティティ・ぐりんぴーす）が、チーム戦で対決する！

1問目のお題は「2020年流行語大賞でIKKOさんが叫んだ言葉とは何？」。

まずは、納言・安部がIKKOさんのものまねをしながら「高輪ゲートウェイ〜」と叫び、1ポイントゲット！その後、ぐりんぴーす・落合の「2020（トゥエンティトゥエンティ〜）」、マシンガンズ・滝沢のオリンピックに絡めた「テニスとかバスケとか野球とか、いろんなタマ〜」などでポイントゲットしていく。

2問目のお題は「タピオカの本当の正体とは？」（NTV 有吉の壁　2019年10月より出題）。

最初に、マシンガンズ・西掘が、顔のイラストを描いて「“桑田真澄”のホクロ」と回答し、平子から「昭和世代が笑いました！」と言われ、1ポイントゲット！その後、マシンガンズ・滝沢が「尿管結石」と回答し会場大爆笑！そして、絵が上手いアイデンティティ・田島がサイヤ人の宇宙船を描き、「拡大するとサイヤ人の宇宙船」と回答し、1ポイントゲット！

異彩を放っていたのが、平子から「JA職員」と称されたジョウダンアオナナテンパイ・勝呂。味のある絵を見せながら「クリオネをまるめたやつ」、「あの〜、僕が全力疾走した後に出ちゃうやつ」と答え、大量ポイントゲット！新チームが勝利した！

次は、いよいよG1コーナー！
ストレッチーズ／青色1号／マシンガンズ／納言／さすらいラビー／ジョウダンアオナナテンパイ／宮下草薙の7組が登場！

ストレッチーズは漫才で、夢を叶えるために上京する高木を、個性的な友人達が見送る。青色1号は、居酒屋で上村と仮屋が罰金制の「英語禁止ゲーム」に夢中になってしまい…。マシンガンズは、話題のラグビー観戦などの時事を取り入れた、怒り漫才。西堀が45歳にしては肌がツヤツヤな秘訣は、“ニベア”を塗っているからなのだとか。話題の男女コンビ・納言は、趣味がない薄幸が、喫煙所巡りを趣味にしようとして、街をイジっていく。さすらいラビーは、女性人気がないのは「宇野が可愛くないから」だと理由付けする中田。宇野を可愛くするために、中田がプロデュースする。ジョウダンアオナナテンパイは、勝呂流の風邪の治し方を冨山に教える。独特のテンポやキャラがクセになる。宮下草薙は、学生時代の同級生から電話で食事に誘われた草薙。罠ではないかと疑って…。後半、時間を気にした草薙が時計を見たため、宮下が「20:32を見るな！」とツッコむと、草薙が「何の話だっけ？これ」とネタが飛んで焦り出す。アドリブ部分が膨らんで、奇想天外な終わり方となった。