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ブレイク芸人を輩出してきた「ゴッドタン」(テレビ東京)の『この若手知ってんのか!?2018』にて、「こいつは天才だ!」と一目置かれている芸人ランキングで、1位に選ばれた宮下草薙。他にも、ノブナガなど月笑芸人のメディア露出が増えています!
そんな彼らが腕を磨いているのはライブです。ライブに行ったことがない方も、お気軽に月笑にお越しください!
7月の前説を担当したのは、ジョウダンアオナナテンパイ。スローテンポで冗談だらけの前説となった!
MCを担当したのは、タイムマシーン3号。アシスタントは、杉浦琴乃。オープニングトーク中、(トップバッターのために)センターマイクを設置しにきた道具出し担当芸人をタイムマシーン3号が軽くイジると「こういう裏方のみなさんの働きがあってこその、ライブですからね」と杉浦。
いよいよ、トップバッターのギャルズが登場するという頃に、センターマイクを回収しにきた道具出し担当芸人。ギャルズがセンターマイクを使用しないのに、設置してしまったのだ。もちろん、タイムマシーン3号に捕まってしまい、その様子に会場大爆笑!
G2コーナーから、ネタバトルスタート!
ギャルズ/青色1号/ポテンヒット/ぐりんぴーす/ノブナガ/やさしい雨/火災報知器の7組が登場。
ギャルズはドタバタコントで、保育士とハイパー幼稚園児の対決。青色1号は、遅刻ばかりするバイト(仮屋)に、やきもきしている店長(上村)とバイトリーダー(榎本)。何をされてもブレない店長に驚く!月笑初登場のポテンヒットは、個性的な転校生と担任の先生のやりとりをコントに!ぐりんぴーすは漫才で、夏目漱石の小説「我輩は猫である」からインスピーレーションを得た歌を披露する。ノブナガも漫才で、“お笑い侍”キャラとなった信太に戸惑う岩永。やさしい雨は残業で彼女とデートができない吉本と、同僚・松崎の会話。「嘘」をテーマに、ショートドラマを見ているかのような、やさしい雨らしい視点の巧妙な会話劇に目が離せない!火災報知器はコントで、飲食店店長(高松)は予約客(小林)の対応にドギマギしてしまい…。
ここでレギュラーコーナーとなり、インスタントジョンソンが登場!スギ。とゆうぞうが板付き。スギ。は2万台の番号を順番に、ゆうぞうは「33番」ばかり呼びかけている。二人の格好から、飲食店が舞台になっていることが分かる。言葉や行動の謎がだんだん解明されていく、巧みなコントを披露した。
次は企画コーナーで、『第3回 太田プロマニアックものまね選手権』を開催!11組の月笑芸人がエントリーし、優勝者を決定する。
本編の前に、MCタイムマシーン3号がマニアックものまねを披露すると、マニアックものまね界の重鎮・キングオブマニアックものまね・くじらが、ご意見番として登場する。
くじらもものまねを披露して、散々イジられた後、トップバッターのストレッチーズ福島が登場する。
福島は、「リオオリンピック400m個人メドレー金メダリストの萩野公介選手が、バラエティ番組で憧れの松井珠理奈さんがサプライズ出演した時に放った、オリンピック選手から100回くらい聞いたことがあるなぁと思ったコメント」をものまねし、くじらは「萩野選手に顔が凄く似ている。キサラ(ものまねショーレストラン)だったら2分は持つ」と太鼓判を押す。くじらによると、この長いタイトルも観客に笑いどころを分かりやすくするための重要な要素なのだそう。次は、ノブナガ信太で「表参道の舗装された道に、突如現れた舗装されきれてない穴に躓いてしまった時、ごまかそうとするバレリーナ」を披露する。ご意見番くじらは「ものまねじゃない」と辛口コメント。次は、さすらいラビー宇野で「電車内で音が出る動画を再生してしまった人」。くじらは、「ネタの中に“今”が入っている」と大絶賛!4番目のやさしい雨松崎は、人気ドラマ『ナースのお仕事』(CX)のオープニングでありそうな雰囲気、5番目の火災報知器小林は『ブックオフ』の店員、6番目のストレッチーズ高木は『フードファイターものまね』を披露する。タイムマシーン3号の関は高木がものまねしたフードファイターのその方をテレビで見たことがあるようで、ものまねのクオリティが高いと絶賛!次は、後輩芸人を連れてきての挑戦で、トリオ “劇団パニーニ”の「ニュース番組のW杯特集で見かける国際結婚した夫婦がインタビューを受けた時のナレーションの感じ」。次は、青色1号榎本で、『東京ディズニーランド』アトラクションのクルーの若手キャストとベテランキャストの違い。くじらは「実際、ディズニーランドに行った時にこの話題でもう一度、盛り上がれますね」と的確なコメントをする。次のアイデンティティ見浦は、細かすぎる『高橋名人』のものまね。次はポテンヒット折田で、『ファンキー加藤』の学祭ライブでのMCものまね。ラストは、火災報知器高松で「バラード曲の時に独特なセクシー加減でリズムをとる、木村拓哉さんの足」で、会場大爆笑!!くじらは、「彼は今日の夜からキサラ出られますよ!お酒入っていたらもっと面白いですからね」と褒めちぎる!
お客さんの拍手と「僕の奥さんが大食い番組、好きだから」というくじらの独断と偏見で『第3回 太田プロマニアックものまね王』は、ストレッチーズ高木に決定した!
ここで再びレギュラーコーナーとなり、アルコ&ピースが登場する。平子の特技「全世界の校歌が歌える」を題材に、お客さんから国名を言ってもらうというアドリブもある漫才!
次はいよいよ、G1コーナー!
マシンガンズ/パーマ大佐/パニーニ/ストレッチーズ/宮下草薙/さすらいラビー/アイデンティティの7組が登場する。
マシンガンズは漫才で、会場にいるOLのお客さんに向けてその生態を西堀が“イメージで”熱演する。パーマ大佐は、童謡『ドレミのうた』をみんなが納得できるような歌詞にアレンジしようとする。パニーニは、傘をさしながら人混みを通る時のちょっとした工夫や、ディスカバリーチャンネルでありそうなシーンなどで会場を沸かす。ストレッチーズは、高木が福島に「この前、貸した5千円を返してくれ」と言うと、水掛け論になる。この水掛け論がだんだん、痛快な展開に!宮下草薙は、究極のマイナス思考男・草薙が、「アパートの隣の部屋にボディービルダーが引っ越してくる」と恐れる。ネガティブ妄想が加速していく!さすらいラビーは、宇野がもし、死神のノートを拾ってしまったら。コミカルな死神に戸惑う宇野だったが…。アイデンティティは、『はま寿司』のタッチパネルのナレーションが野沢雅子さんになっているということで、田島も想像でチャレンジしてみることに!
最後はレギュラーコーナーで、タイムマシーン3号の漫才。ネタ合わせを仮病で休んだのではないかと関を問い詰める山本。千葉県にある有名な遊園地で見かけたという目撃談もあるそうで…。関は「夢の国のような」言い訳をしながら、ぐりんぴーすの「我輩は猫である」や青色1号榎本がしていたものまねなどを取り入れ、会場大爆笑!
エンディングでは、告知の後、太田プロらしくインスタントジョンソンゆうぞうの「おつかれちゃ〜ん!」で幕を閉じた。
次回の月笑は、9月10日(月)開催です!(8月はお休みですので、ご注意ください)月笑芸人がお笑い界の階段を駆け上がり、ブレイクしていく様子を是非、ご覧くださいませ!(ライター:西田有希)